2005年 06月 10日
コルトーメソードの咀嚼・その1 |
マイ・ゴッドであらせられるコルトー大先生のピアノメソードについて、2周目以降のために私なりの理解をメモします。
参考: ピアニストへの基礎~ピアノの詩人になるために~田村安佐子著 筑摩書房
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練習方法
・音形に慣れるまでは、ひたすらハ調で弾く
・慣れたら毎日移調
・速度はゆっくり
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第1章 指の均一、独立及び機敏性(親指の移行を除く)
この章におけるテクニックの基本原理は、タッチの均一性である。
鍵盤の同じ位置を打鍵できるように、手の基本の構え(違う長さの指を同じ高さに置く構え)を崩さずに置く。
【A群】持続音を伴った練習
1a~1g、2a~2eまで合計12
1a~1gは動かす指以外を持続音として鍵盤に保持されている。
指の位置が一定でしかも動かす指以外を保持しながら弾くと、①動かす指の筋肉のみが鍛えられる(独立)②指の位置が基本の構えで固定される、という効果が得られると考えられる。
動かす指が押す鍵盤は確実に下まで押し切ることが大事。できれば保持音を弱く、音形を確認しながら弾く。
2a~2eは1本の指を持続、4本の指の練習。1本の指を持続させているため、音を出す手の働きが最小限に制限される。一方で打鍵する指は自由であるから、各指の独立が養われる。
A群の練習を通して、手の構えを体に覚えさせる。
参考: ピアニストへの基礎~ピアノの詩人になるために~田村安佐子著 筑摩書房
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練習方法
・音形に慣れるまでは、ひたすらハ調で弾く
・慣れたら毎日移調
・速度はゆっくり
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第1章 指の均一、独立及び機敏性(親指の移行を除く)
この章におけるテクニックの基本原理は、タッチの均一性である。
鍵盤の同じ位置を打鍵できるように、手の基本の構え(違う長さの指を同じ高さに置く構え)を崩さずに置く。
【A群】持続音を伴った練習
1a~1g、2a~2eまで合計12
1a~1gは動かす指以外を持続音として鍵盤に保持されている。
指の位置が一定でしかも動かす指以外を保持しながら弾くと、①動かす指の筋肉のみが鍛えられる(独立)②指の位置が基本の構えで固定される、という効果が得られると考えられる。
動かす指が押す鍵盤は確実に下まで押し切ることが大事。できれば保持音を弱く、音形を確認しながら弾く。
2a~2eは1本の指を持続、4本の指の練習。1本の指を持続させているため、音を出す手の働きが最小限に制限される。一方で打鍵する指は自由であるから、各指の独立が養われる。
A群の練習を通して、手の構えを体に覚えさせる。
by myazeppa
| 2005-06-10 16:01
| ユビレン